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TPボトムパイルバスケット

TPボトムパイルバスケットとは(NETIS取得済)

TPボトムパイルバスケットとは、「主筋に対しての溶接を無くせないか?」「均等配筋を常に実現できないか?」との考えから生まれたパイルバスケットです。

従来のパイルバスケットの作成方法では、組み立て筋(フープ筋)に主筋を点溶接にて溶接する事で製品を形成していました。
製作時の溶接部分をアムスラー試験機で引っ張り試験を実施すると、100%主筋が破断します。

弊社の「TPボトムパイルバスケット」は主筋に対して一切の溶接を行いません。
溶接に頼らない籠形状の形成を求め、かつ主筋に一切の熱を加えないことによって、母材の断面欠損や強度の不足等を皆無とし、
製品の高い確実性と圧倒的な工期短縮を実現することを目的として開発されました。

また、副次的な効果として主筋が自由可動できるため、配筋時の主筋の当たりによる工事の遅延や主筋の曲げ作業、
詳細配筋図の作成、墨出しが軽減または必要なくなると共に、杭頭補強筋の、より均等配筋に近い配筋を可能とします。
接合部は、構造的に不安定な箇所ですので、設計者様、監理者様は均等配筋を基本と考えられているはずです。

しかし、実際現場から杭頭補強筋が均等配筋にはならないがよろしいか?
と言う質疑応答を何度もやりとりしていると思います。

弊社のTPボトムパイルバスケットは主筋が自由可動いたしますので、より均等配筋に近い形での杭頭補強筋を実現できます。
主筋の設置は、杭内部にTPボトムパイルバスケットを挿入後、差し筋にて施工いたしますので、杭が大径(φ700以上)の場合でも、
TPボトムパイルバスケット本体は非常に軽量なため、基本的にすべてを人力で設置できます。

またクレーンでの吊り込み設置も、より小さいクレーンで行う事ができます。(下部挿入部分が少ない場合は人力での設置も可能です。)

上の写真のように、通常のパイルバスケットでの施工では、外側のヒゲ筋は配筋を避けるように溶接ができても、
配筋時に内側のパイルバスケットに当たってしまうため、後からの内側パイルバスケットの曲げ加工や、再度取り出しての配筋の組み直しが必要です。
TPボトムパルバスケットでは、基礎配筋施工時に主筋が自由に移動できるため、現場曲げ加工の手間やパイルバスケットの組み直しが、まったくいらない様子がわかります。

下の写真では浄水場のタンク基礎の状況を示しています。

外周部飲み込み主筋はつりだし→TPボトムパイルバスケット挿入→下端筋配筋→TPボトムパイルバスケットに主筋挿入の順番で施工した例です。
複雑な配筋がストレス無く流れるように施工が進んでいきます。

TPボトムパイルバスケット
採用現場

  • 都営住宅28CH‐101東新小岩(葛飾区東新小岩一丁目・建設局施設)工事 
    株式会社 淺沼組 様
  • 久保浄水場高いく排水施設及び薬注設備更新工事
    日本国土開発 株式会社 様
  • 羽田2ビル北サテライト
    株式会社 竹中工務店様
    東洋テクノ 株式会社様
  • 瀬田一丁目計画 (擁壁部)
    西武建設 株式会社様
    株式会社 エムオーテック様
  • 阪神高速道路 湾岸管理所
    阪神高速道路技研様
    南海辰村建設 株式会社様

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杭頭補強筋施工の上で容易く全体の工期及び金額の削減低減が可能です!

TPボトムパイルバスケットの場合、主筋に対して一切の溶接を行いません。
よってSD390以上のSD685等の高強度鉄筋を使用しての施工が可能となります。

高強度鉄筋を採用した場合には、他工法ではなし得ない、過密配筋の解消に大きく貢献する事ができます。
高強度鉄筋を採用する時に、基礎及び中詰めコンクリート強度も同時に上げて、杭頭補強筋の定着長の低減を図ることによって、
基礎高さの無い建築物にも対応が可能となります。

また、最終的に外周補強筋の溶接が不要または大幅な低減となる可能性があり、大きく工期及び施工費用を低減させる事が出きます。
外周溶接が不要となった場合、根切り量が溶接長分低減されますので、根切り残土量の大幅削減による工期と費用の削減が可能です。

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